2014年10月11日

野猿街道:車家(2014/10/11)

2014年10月11日(土)13時過ぎ

3連休の初日だ。この3連休は泊まりの予定はない。

京王線若葉台駅に北海道で超大型店を展開しているコ−チャンフォーが進出した。
仕事を兼ねて、ハイキング気分で遠出をすることにした。

見学終了後、京王堀之内駅まで移動し、ここから歩くことにした。
台風が日本に近づいてきているが、関東はまだ影響を受けていない。
それどころか日がさしてきて、うっすらと汗が滲んできた。

歩くこと20分弱で「車家」が見えてきた。
昔訪れた時と、周囲の風景は一変していた。
店は相変わらず古民家であったが、隣地は7−11になっていた。
周囲には人家やマンションが増えている。「野猿街道」は既に死語だ。
まだ緑地は残っているが、2020年のオリンピックまでに一掃されているかもしれぬ。
関東に人間が集中しすぎだ。天災に襲われたら、日本国は実質上、死滅してしまう。



「車家」も内部は変貌していた。座敷を半分潰し、テーブル席に変えていた。
クレジット・カードが使える。近代化だ。

大きなテーブル席の端に陣取る。

喉が渇いた。3連休なので、少し豪華にいこう。

一口ビールと前菜を選ぶ。

野猿車家20141011季節.JPG
前菜は秋刀魚のつみれとかぶの煮物だ。つみれは大きく、身がたっぷりと入っている。
汁は薄めで、小料理屋の一品みたいに感ずる。

酒を黒龍に変える。かなり歩いたせいか、酔いの回りが速い。

お昼時なので、待つことを覚悟していたが、待たずに入れた。
お客は次々に入ってくるが、満席にはならなかった。
歩いてくる様な場所ではないので、アルコールを嗜むお客は少ない。
その分、回転率がよいのだろうか。

しめは迷う。たまには「鴨せいろ」もいいな。
いやいや、今年のテーマは、その店にしかない珍しい蕎麦だった。
これにしよう。新商品の「白露せいろ」だ。

野猿車家20141011.JPG
汁は岡山産ホワイトマッシュルームの濃厚ポタージュとお品書きに書いてあった。
目の前に出された汁は、茶色だった。
ポタージュは白との思い込みがあったので、一瞬、たじろぐ。

汁は濃厚な味がする。よく炒めた長ネギ、こぶりのマッシュルームとも美味しい。

蕎麦は少し水気が足りない様に感じた。汁、蕎麦とも美味しいが、相性はと言うと・・・
体にはよい栄養とはなった。

さて、また歩いて駅まで行こう。


< 本日のお会計 >

一口ビール
黒龍(本醸造)
前菜(秋刀魚のつみれとかぶの煮物)
白露せいろ
======================
合計 3,920円

住所:八王子市越野3−10
   野猿街道沿い

電話:0426−76−9505

以上
posted by Dr.White at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 蕎麦紀行(首都圏) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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